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ABOUT丸永の仕事

これまでの経験を活かし、
畜産業界の発展に貢献します。

現在丸永が手がけている事業は、「養豚」「採卵養鶏」の農場経営です。
飼料販売を生業とし、長きにわたり生産者を支えてきた経験を活かし、自らも生産者として農場を経営する。
そして自ら生産した畜産物の流通へも取り組む。
畜産業界のあらゆるフェーズに携わってきた経験は、丸永が様々な事業を進めていく上で大きな財産となっています。
ヤマエグループにおける川上を担う企業として、畜産業界全体への更なる貢献を目指しています。

養 豚

小手先の
ブランド豚ではない。
“ホンモノ”をつくる。

消費者が求める豚肉とはどんなものなのか?
毎日のように食卓をにぎわせ、日々の生活にきってもきれない豚肉。
お母さんが家族のことを考えてつくる食事に必要なもの-
毎日食べても飽きがこない味、健康的なお肉であること。
これが本当に求められる豚肉だと私たちは考えています。
だから良質なものを安定して生産することが大切。
もちろんブランド化は私たち生産者が価格競争に巻き込まれず、
生き残っていく上で必要なこと。
しかしそれだけでは本当に喜んでもらえる豚肉は作れません。
少々地味かもしれませんが“ホンモノ”ってそんな豚肉だと思います。

環境面、防疫面に優れた環境で育ちます。

丸永の養豚場は島根県江津市に2カ所、兵庫県三田市に1カ所の計3カ所あります。
生後間もない子豚は体重30キロになるまでの約70日間、育成環境抜群の島根県江津市にある敬川農場で育ちます。
日本海沿岸にある敬川農場は風通しもよく、周囲に養豚場がないため、防疫面でも恵まれた環境に位置します。
私たちは豚の成長段階によって飼育農場を分ける「2サイト方式」を採用しています。産まれたての子豚を出荷前の大きな豚から離して育てることで、病気の感染や拡大を未然に防ぐことができるのです。母豚は1回のお産で12~15頭産みます。赤ちゃん豚はそのまま約30日間母親の母乳を飲んですくすくと7~8kgぐらいまで成長します。その後、母豚と別れて、残りの約40日間を同じ時期に生まれた子豚と共に子豚舎で生活します。

島根県江津市にある敬川農場
生まれたての豚
敬川農場から肥育豚舎へ移動

豚にも環境にも優しい「醗酵床式豚舎」を導入

三田農場での様子

敬川農場でのびのびと育てられた子豚は生後70日で、島根県江津市と、兵庫県三田市にある肥育豚舎に移ります。
子豚たちはこの豚舎で約4ヶ月間育てられます。新鮮な空気を取り入れられるよう工夫された豚舎は、通常より1頭あたりの空間を広く確保しているため、豚は思う存分走り回って過ごすことができます。
しかも、この豚舎は豚にも環境にも優しい「醗酵床式豚舎」。40~50cmに敷き詰められたオガクズが糞尿を吸収、微生物によって分解、醗酵されて良質な肥料になります。
豚が元気よく育つためには、環境だけでなく人の手が欠かせません。毎日1頭1頭豚を観察し、健康状態を確認します。下痢をしたり風邪を引いたり豚の体調は日々変化しますので、その都度適切な処置が必要です。たくさんいる豚の中から咳をしている豚を捕まえ、投薬するのは容易ではありませんが、日々愛情を持って豚と接し続けることが良い豚を育てるもっとも大きな秘訣です。
約半年間、三田や島根の肥育豚舎で大切に育てられた豚は、毎週市場に出荷されます。生肉として流通するもの、ソーセージなど加工品になるものなど様々ですが主に関西・中国エリアの食卓に届いています。

私たちが育てた豚肉を消費者へ

私たちが育てた豚は「三田ポーク」や「江津まる姫ポーク」として消費者へ届けられています。
地元三田市では近隣飲食店や小売店など、私たちが身近に感じるところで三田ポークの販売が少しずつ拡大しています。
消費者との距離が縮まることで直接消費者の声が届くため、これを生産に反映させることで改善につなげています。

採卵養鶏

薬漬けじゃない、
健康な鶏がいます。

薬漬け、人間だってイヤですよね?だったら、鶏だって同じはず。
元気な鶏が、良質な卵を産む。難しいことじゃなく、とっても簡単なこと。
でも、実行するのは、大変なことなんです。
岡山県北東部にある日本原高原。
その豊かな自然環境に囲まれた高原の南斜面に、採卵養鶏を行う岡山農場があります。
スタッフの「愛情」が大好物の鶏たちは、ゆったりとした風通しの良い鶏舎で
ストレスがかからないよう飼育されています。
もちろん、衛生管理も徹底しています。
安心・安全で美味しいこと。そして、業界トップクラスの生産性。
それが、丸永の自慢です。

豊かな自然環境とストレスをかけない環境

採卵養鶏を行っている岡山農場は、岡山県勝田郡奈義町、那岐山の麓に位置します。約450,000平方メートルという広大な農場では、4棟の育成舎に12万羽、16棟の成鶏舎に48万羽が飼育され、毎日、40万個以上の卵が産み落とされています。
 
岡山農場では豊かな自然環境に加え、鶏たちがゆったりと過ごせるよう飼育環境・飼育密度にも配慮しています。例えば、6~7m間隔で南北にケージを設置して風通しを良くしたり、メーカー指定36,000羽のケージに最高32,000羽を飼育。面積を広く取って鶏のストレスを少なくしています。さらに、薬漬けにしない、健康で元気な鶏を育てるため、敷地内の雑草も芝刈り機や草刈り機で処理します。
豊かな自然、清涼な空気。そして、人の¨手¨と¨愛情¨によって、鶏たちは大切に、健やかに育てられるのです。

約450,000㎡の広大な敷地を有する岡山農場
育成舎で育つヒヨコ

徹底した衛生・健康管理

成鶏舎で産卵する親鶏

産まれたてのヒヨコたちは、密閉性の高い育成舎で130日過ごします。時間や気温、湿度などを人工的に管理し、病原菌の侵入を防いでいます。
ヒヨコは人間の赤ちゃんと同じで、病気に対する免疫が弱いため、病原菌は大敵。衛生面には細心の注意を払います。育成舎に入れるのは、担当管理者のみ。着衣や手足、足元もすべて消毒して入舎します。
育成舎から移動した鶏は約700日齢まで、成鶏舎で過ごします。成鶏舎は開放高床式と、ウインドレス鶏舎の2種類。鶏舎内の温度が1度下がっただけで産卵に影響が出るなど、鶏はとてもデリケートな生き物です。だからこそ、温度、湿度、換気、エサ、水の管理が大切。毎日、卵重を計って健康状態をチェックし、些細な変化も見逃しません。
品質を高めるためには、何より衛生管理を徹底する必要があります。育成舎、成鶏舎はもとより、1カ所だけの農場入り口には道路ゲートを設置。関係者以外の入場はできません。飼料・鶏卵運送車両、従業員車両も車両消毒層を通過する仕組みになっています。

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